藤江さんから久しぶりにブログが届きましたので、ご紹介いたします。
アフリカぶるぶる日誌
日向の皆さんジャンボ! タンザニアからマンボひげおやじです。
ご無沙汰してしまいました。このところまじめに働いてしまった、
ということもあるかもしれませんが、スランプでおもしろネタが思いつきませんでした。
日常エッセイを生業としている人がうらやむほど毎日いろいろ起こるアフリカ生活ですが、
いちいちおどろく無垢な心を失ってしまったかもしれません。
日向の海・山・食で癒されたい!
日向、宮崎の梅雨は今年もよく降っているそうですね。ということで、今日の話題は天気です。
タンザニアの四季?
日本には春夏秋冬があり、インドには暑い季節とものすごく暑い季節と死ぬほど暑い季節が
あるように、タンザニアにも季節の変化があります。
赤道に近い低緯度地帯では台風が育たないので、はっきりくっきりした季節はありませんが、
一年のうちに雨期・乾期・雨期・乾期があります。
そんな場所で育つ植物の生育力はものすごくて、乾期でまっ茶っ茶だった場所が、雨が降って
3日後に通ると緑の草原になっていたりします。
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種まきはバクチ
長い乾期の後で最初の雨、というのはまさに恵みの雨を感じさせられます。今までどこにいたんだ?
と不思議になるほどのカタツムリやカエルが出てきます。
そして、「クンビクンビ」と呼ばれるカゲロウが雨とともに地面から湧いてきます。
この日にうっかり窓を開けて外出すると部屋がカゲロウの羽だらけになります。
新機軸!動画で視てみるhttps://youtu.be/YDlhevxOcOk
結構貴重な映像ですが、虫が嫌いな人は見ちゃダメ
そんな場所で畑をやるお百姓さんは、一雨きたから「よし、雨期が始まるぞ」
と勇んで種をまいたのに、予測が外れると種が全滅ということになってしまいます。
そんなことにならないよう、日本も「かんがい農業」の普及に努めています。
アボカド爆弾にご注意!
野菜や草だけでなく、木も日本では考えられないほど高くなります。
私の職場の駐車場に生えているアボカドの木は20mくらいの高さになっているので、
実を取ることもできません。
なので、木の周りには熟して落ちて、実がぱっくり割れたアボカドだらけになっていたりします。
危なすぎてその下には駐車できない。
今は冬
蒸し暑い梅雨に耐えている皆さんには申し訳ありませんが、今の季節は寒くて仕方がありません。
毎朝・毎晩ブルブル震えています。寝るときは掛け布団2枚、起きているときはフリースに
バスタオルを巻いています。
ちょっと人前には出られない格好でこの原稿を書いています。微妙に南半球なので季節が
逆ということもありますし、何しろ標高1500mの高原なので。
ケニアやタンザニアにお越しになる際には防寒着をお忘れなく!
私こと7月で2年間の奉公を終える予定でしたが、「もういっちょ!」の声に押されて、
あと1年間のアフリカ暮らしをすることになりました。
10年前には考えられないほどの数の日本企業がアフリカに稼ぎにきています。
名の通った大企業から地方の零細企業までアフリカの活力を取り込もうと進出しています。
そのような企業様を側面支援するのが私の役割です。8月には総理以下日本政府代表
、経済界代表がケニアで開催される会議に参加されます。
ぜひ日向・宮崎の皆さまにもチャンスをつかみとっていただきたいと願っております。
まずは一度遊びに来て、アフリカの活力・アフリカの美を体感してみませんか?
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