久しぶりの入賞
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久しぶりの★★(星2つ)今朝の宮日新聞「世相まんが」さて来月は何を出そうかと意欲も出る。
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最近、仕事に追われ、ブログで紹介するような出来事に遭遇しない。
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月に一度の「日本酒の会」も一年を迎える。
半分は転勤族の方で、某工場長の「送別そば打ち体験教室」を、その日に企画してみた。
そばを打つのも2年ぶり、猿川先生の喉越しの良いそばにはほど遠いのだが
飯田さんと3人で15人前を打ってみる。
怖がる初チャレンジャーの工場長だったが、山本五十六の名言
「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かず。」
多少太かったり、プツプツ切れ短かったりしても、腹の中に入ればみな同じですからと、
なだめ、おだてているうちに……そばになるから不思議である。
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銘酒久保田の萬壽を10年熟成させた珍酒には今日初めて出会う。
焼酎は泡盛もしかり、古酒になるほど値も高く、口触りは、まろやかに優しい。
現に友人宅にあった、長年放置された年齢不詳の霧島は琥珀色にブランディーの味がした。
しかし、日本酒は、長期間置くと酢のように酸っぱくなると聞いたこともある。
会長が自信満々に勧めるこの酒が果たして皆を驚かせる古酒になっているのだろうか。
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透明のショットグラスが一人3コずつ。
これに3種を注ぎ、飲み比べ、あーでもない、こーでもないと盛り上がる。
いつも思うのは最初に口に含んだ酒が一番おいしく、量が増すごとに、どれがどれだか分からなくなる。
「10年もの」は最後に登場し、会長のうんちくを暫く聞いたのち、3番目のグラスに注がれた。
そして15名が一斉に萬壽を口元に持って行く。
少しの間を置いて、どこからともなく小さなささやきが聞こえてきた……「酸っぱくない?何これ。」
会長と利害関係の有る無し、また強弱により声の大きさは異なり、弱者に限り無言にキョロキョロするばかり。
「酸っぱい、何これ派」の僕は、全くと言っていいほど会長とのしがらみはないが、この萬寿の自慢話しは
3ヶ月前から聞いており、心が今へし折れんとする会長に「酢になってますよ。」とは言えなかったが
攻め入る会員さん達から四方八方をふさがれ、一人長槍で応戦するも、息絶えるのも時間の問題だった。
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今月、僕は休みましたが、飲み残しの萬壽が出たそうである。
ちなみその方も、酸っぱかったと、おっしゃっていました。
来月、それが出ませんように。
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コメント欄
やっちょんな (2016年08月31日 07:43)
いや流石!!!ニシムラ先輩のこの手のブログは最高です。
西村 (2016年08月31日 16:52)
僕も、そろそろ引退を考えており、後継者には、やっちょんなさんしかいないと思っております。
抜群のセンスをさらに磨き、その日に備えておいてくださいませ。
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