2016年10月08日
カテゴリ[日向ライオンズクラブ ]
ライオンズ 日向サンパーク温泉
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いよいよ、発表会の日が来た。
幼稚園に通い始めた長男の初おゆうぎのような、親はその日の為にビデオカメラを購入し、
自分の子が、他の子に比べ、劣っていないか、泣かずに最後まで立っていられるか、神様に祈る。
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日向ライオンズクラブで、これ程までに、出し物が多かった観月例会はない。
特別参加の財光寺農業小学校の二見校長のプロ顔負けの手品に、桂大黒さんの落語。
会員による髭ダンスと弾き語り、そして、地獄の特訓で習得した「フラダンス。」
3回あった練習の1回しか行ってない僕は、頭の中に残っているであろうダンスの手順を
検索してみたが、保存し忘れたのだろう、何処にも見当たらない。
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幸いなことは。ステージが狭くて一列に並べず、僕が誰よりも早く3列目を確保したことである。
ここからだと最先端で腰を振る先生の動きが手を取る様に分かり、僕は先生の影の如く腰を振ればいい。
腰みのスカートをはき、レイを首から掛けた時には、怖さはすっかりなくなっていた。
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踊りのレジェンドはブラジャーとかつらですっかり怪しい老婆になりきり、
入会間もない物静かな田中さんは、その殻を叩き割ったのだろうか、
胸に入れた風船の大きさが尋常ではなかった。
この勇気ある行動が評価され、彼は来年、おそらく親睦委員長の座につくのであろう。
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この日は、入会式が行われ、晴れてクラブ会員になった木倉建設の黒木嘉朗さん。
「人前で、僕こんな事できません」と頬を強ばらせ後づ去りしていたが、
彼の初舞台も、そう遠くないと思う。
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