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2017年01月14日  カテゴリ[アフリカ・ケニア紀行 ]

アフリカ・ケニア紀行 最終編



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正月明けは、何かと、かにかと、忙しかったりするものです。

年末で終わったと思っていたケニア滞在記が、もう少し残っていたりします。




アフリカは、2回目だったが、マダガスカルとは、また違う体験をした。



市橋先生の出身地である三重県のライオンズクラブは、先生を介してケニアライオンズと交流している。



藤江さんから、僕達がライオンズの会員であることは紹介されており、クラブを訪問をすることになる。



連れて行かれたのは、巨大な総合病院で、この中に事務局があるらしい。



会長はまだ到着しておらず、マネージャーが病院の中を案内するからと、階段を下り一度外に出た。





この病院はケニアライオンズクラブが建てたらしく、歴代会長が理事を務めている。



医療費はライオンズクラブ会員は30%カットで、お金の無い人はタダだそうだ。



ライオンズでは以前このブログでも紹介したように、「ヘレン・ケラー」が国際大会の壇上で訴えた



「ライオンズよ、盲人の、足元を照らす、騎士になってください」の、心の叫びに打たれ



以来、世界から盲人を無くす活動をしているが、そのステッカーがいたる所に貼ってあった。



この視力ファースト期間中に日向ライオンズクラブから300万円程寄付をした事を覚えている。


















会長は女性で、カラフルな色どりをまとい、高貴な香りをただよさわせ、奥の部屋に僕らを通した。



名刺交換を済ませ、市橋先生が、我々の紹介をし、会長とライオニズムの会話が始まった。



驚くことに、ご婦人はクラブ会長ではなく、ケニア・エチオピア・セーシェル共和国の3ヶ国の



代表ガバナー(最高総裁)だった。・・・汗笑。



日本は北海道から沖縄までの35地区に、それぞれ地区ガバナーがいる。



ちなみに宮崎と大分がワンブロックで19年前天領うどんの田崎会長が地区ガバナーに委嘱された。



それに、日本の会員数12万人に対しケニアと他2ヵ国合わせて会員が1700人と少ない。



こ夫人のご主人は外交官らしいが、ひょっとして、社会的地位の高い人しか入会できないのかも。



そもそもライオンズクラブ会員はすべて平等だと言うけれど、水道屋、塗装屋、不動産屋の我ら



3名とは、ご婦人が次元の違う世界に生きている人だという事は確かであった。





日本の東京しか知らない彼女は、我々の宮崎県日向市大字日知屋は宇宙の星座ほど遠くに感じている。



ケニアにいる間は髭を剃るのは止めようね、何て、おかしな誓いを立て、難破船から救出された



船員の様に髭は伸び放題で、昨日までマサイ族と一緒にサバンナを走り廻っていた我々は、この環境の



違いに適応せねばと、頭の中の使い古しの脳みそを、雑巾の様にしぼっている。





ライオンズは7月が年度代わりで、前年度の国際会長は日本の山田という人だ。



ガバナーは、その山田会長を敬愛しており、今年、僕達も行った福岡国際大会にも来ていたらしい。



ライオン誌に山田会長は毎月登場し、最低限の基礎データは日本の会員であれば誰でも知っている。



暫くの間、山田会長の話題で進行し、我がクラブの田崎元ガバナーの話しにも触れメールをすると



何と昨日、山田会長と食事の席で、我ら3名がケニアに行く話しをしていたとは以心伝心であった。



ガバナーが「日本のライオンズは20名いたらクラブがつくれるのか」と質問して来た。



その話は山田会長から聞いた話の様で、当然「つくれます」と返答すると、



市橋先生と、藤江さんに、後18名集め「ケニア日本ライオンズクラブ」をつくるよう命じた。



















その時である、宮崎大分ライオンズ事務局のガバナーに使える藤井幹事から電話が入った。



大概の人がそうだったように、ケニアですと言うと、一瞬、間を置いて、もう一度聞き直される。



しかも、三国を取り仕切るケニアのライオンズ最高総裁と対談しているのだから。



日本に帰ったらレポートにまとめて必ず報告するように言われた。



ライオンズは年間を通して、各賞をクラブに贈る。今年は沢山受賞しそうな気がします。





今、アフリカは経済成長も著しいく最後の巨大市場と言われている。



中国は先駆けて経済支援をしており、大陸を車で縦断したすぐ横に鉄道をひいているのは中国だった。



昨年、8月に日本が主導するアフリカ会議が行われ、安倍首相が日本の存在をPRした。



ちなみに、藤江さんも同会場でジャイカの仕事を全うされていたのは嬉しい限りだ。



ナイロビの片側3車線の幹線道路5キロの工事をしていたのは日の丸を掲げた日本政府だった。



僕達の税金がここで使われている。少し嬉しかった。  完





























コメント欄

サンシャイン藤江 (2017年01月17日 12:10)

西村さま 大連載をありがとうございました。日向、宮崎の皆さまにアフリカを身近に感じていただくことができたと思います。今年も多くの日本企業がアフリカに進出してきます。宮崎の方々にも、ぜひこの魅力ある大陸を堪能していただきたいと願います。
西村 (2017年01月23日 06:34)

藤江さん、素晴らしい体験をさせて頂きました。ありがとうございます。
ケニア紀行もFBとブログで、そこそこに知れ渡り、6件の講演と報告会をすることになりました。
やはり、アフリカというと、皆様、興味もあり、想像がつかないようですね。
来週31日に日向文化連盟会長宅(小川ギャラリー)で主にFBの友達に声をかけ報告会をします。
上限15名で奥様もお誘いいたしました。またFBとブログで紹介いたします。
3月の帰郷の日程が決まりましたら連絡ください。他2名も会いたがっております。

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