ちいさな旅 有田陶器市
・
・
2泊3日のちいさな旅。
有田陶器市は明治の中頃窯元による「蔵ざらえ大売出し」が始まりだそうな。
それから割れ物などの2級品が持ち込まれ面白いと現在のスタイルになったらしい。
10万円の一流品の横に200円の皿が平気に山積みされる不思議な光景である。
東南アジアの土産物屋の様に、値段はあってないようなもの、交渉次第で限りなく安くなる。
・
「お~ぉ、良い刺身皿だな」。値札を見ると5000円。
店主を手招きすると、いきなり半額の値段を提示された。
更に柄違いは2000円でいいと言うではないか。
ひょっとして、まだ安くなるかもね、いや、待て、早まるな。
「〇〇さんより安くします。」何て、負けず嫌いの店があるかも知れない。
出しかけた財布を元のポケットの奥深くにねじ入れた。
・
この街道にあるすべての店が祭りの間陶器屋に転職する。
街道はおおよそ5キロ。日向市役所から東は細島、南は日向工業高校の先まで
とてつもなく長く、一軒々品定めをしていると、ゆうに2日は掛かると思われる。
現に半日で1万歩を二日試みたがコースの半分しか制覇することは出来なかった。
・
最終日の今日は、売り尽くしバーゲンが彼方此方で始まる。
大人しく真面目な店をしり目に「店内すべて半額よー。」おば様のけたたましい叫び声に
まるで掃除機に吸い取られる「あずき」に様に、店の奥へ奥へと吸い込まれていった。
底の深い舟形の皿はパスタとカレーを兼用できる。
口の広いとっく利5000円を1000円で射止めた。
半額の刺身皿は担当者が変わり500円の誤差が生じたものの3000円の価値はある。
100万の人でにぎあう有田陶器市、一度足を運んで見てくださいませ
さて、今晩は杖立温泉。旅館の間を流れる川に無数の鯉のぼりが泳いでいるそうだ。が
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
コメント欄
土田 (2017年05月15日 07:44)
いくら好き者でも、くたびれそう。買ったら重いし割れないよう注意しなければならないし。
夏になると前畑君が来そうです。 飲みましょう
西村 (2017年05月15日 12:47)
土田先生、陶器は店置きで帰りに回収していきました。重いからですね。笑。
前畑さん、OKです。飲みましょう。
前畠 (2017年05月15日 21:56)
よろしくお願いします^^。
楽しみにしています。
西村 (2017年05月17日 18:34)
前畠さん、大変ご無沙汰しております。
お会いするのが楽しみです。
コメントを投稿する