雪の街 札幌
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武漢から広がった新型コロナウイルスの猛威に怖さを覚えます。
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1月下旬の国内感染者は少なく、まだ認識していなかった。
今年は暖冬で雪が降らず旅先の札幌雪祭りが中止になるのではと心配していた。
2月上旬、祭りの3日前に80cmのドカ雪が降り思い描いた雪国が飛び込んできた。
通常雪祭りはおしくらまんじゅう状態で歩行するのも大変だが、中国韓国からの観光客が殆どなくガラガラだという。
幅100mの大通りの中央が公園になっており、そこに露店と雪の造作物がずらりと並んでいた。作品は大企業が造る大きなものから、市民の作る小作品と様々で、氷で作られた氷像も見ごたえがあった。
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雪が降ってくると友人達はオーバーに付いたフードで頭を覆う、僕はそのフードをわざわざ外してきたので頭の上に出来た富士山を何度も払い落した。
ー8°の世界に身を置くと耳が千切れそうな痛さを感じる。手袋をした手を使い赤くこわばる耳をかばい冷たい札幌の夜に立ち向かった。
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その頃は大型客船の感染者の話題で持ちきりで、札幌にはコロナの「コ」の字もなく、思えば羽田も千歳空港も又札幌市街もマスクをしている人はまばらだったのでございます。
2月下旬、雪祭りで感染者が出た報道を見て、僕等は顔を青くした。
潜伏期間の3週間は過ぎていたものの、それから誰一人として札幌の話しをする者はいなかった。久しぶりのブログで旅紀行と思っていましたが旅の話しも自粛かな。
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宮崎県北から感染者が出たのには驚き、しかも二人とも高千穂上野田原地区。イギリス経由で帰省した青年と郵便局員。接点はあるのだろうか謎は深まるばかり。
とうとうオリンピックまで延期に、いつ終息するのだろう。不安ですね。
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