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2016年05月24日  カテゴリ[お遍路の旅 ]

お遍路の旅 完









見る側も、書く側も、そろそろあきてきたので、この辺りでラストに。





四国八十八ヶ所のお寺は弘法大師がお開きになった。



しかし長い年月の間に、すたれたり、火災で消滅した寺も当然ある。



そういった寺を、藩が再建しますが、その時に宗派まで変わった寺が一割ほどあるようです。



ご本尊はお釈迦様と思いきや、3分の1は観音様、一番多いのが薬師如来、その他23の仏をご本尊にしている。





宗教の違いや、僕のような無宗教の人間と色々いますが、あまり深く考えずに、



いや考える方もいるかも知れませんが、クリスマスにキリストを祝ってケーキを食べ、



除夜の鐘を聞いて年を越し、正月に神社に初詣で、と1週間に神様仏様に手を合わせる臨機応変な日本人は、

宗派の垣根を超え、我々の様に、半分観光感覚で行くのもいいのではと思っております。



今年の「うるう年逆回りご利益3倍」は、妻のこだわるスーパーの「ポイント5倍」の比ではなく、



願いは叶い尽くされ、どれほど幸せになるのやら、今から心配でなりません。





どうして、うるう年に?



その昔、愛媛松山に衛門三郎(えもんざぶろう)という欲深き庄屋がいたそうです。



門前で8日間も托鉢する僧侶に腹を立てた衛門三郎は鉢をたたき割ります。



その後、8人いた子供が次々に亡くなり、8年目に皆死んでしまいした。



托鉢をしていたのが弘法大師と知り、大師に一言お詫びにと追いかけますが、20回の巡礼でも会うことができません。



そこで、逆回りをすれば会えるのではと反対から廻りますが十二番焼山寺で倒れます。



そして死を目の前にしてようやく弘法大師と会うことが出来ました。○○○・・・つづく



1200年前の話ですが、その年が60年に一度訪れる丙午(ひのえうま)換算すると今年の[うるう年]に。



衛門三郎が最初のお遍路さんといわれており、白衣に傘に杖はその時の出で立ちだそうです。





愛媛県に残すところ20の寺を廻ると八十八ヶ所完走ならぬ、完歩、いや完車。



残りはゆっくり廻るつもりでしたが「ご利益3倍」のお陰で、急遽年内に達成しなければならない状況に。



1200キロの遍路道を歩いた友人がいますが50日間掛かったそうです。



しかし今は殆ど車を利用し、実際歩く人は年に500人ぐらいだそうです。



いつかは歩いてみたい気持ちはありますが、退職後にその体力があるかが問題です。





    







































コメント欄

恵蔵椎葉 (2016年05月24日 19:53)

いつも見ています。頑張っている姿素晴らしい‼︎
西村 (2016年05月27日 06:16)

おーい!恵蔵-!元気にしてますかー!
早期退職した同級生が椎葉でそばを打つ話しを聞きました。
積もる話が山ほどあります。
大概、例の連中と盆に集まっています。
今度、連絡しますので、是非来てください。
皆、喜びます。

Meamo (2018年06月10日 14:52)

香川県ルーちゃん餃子のフジフーヅはバイトにパワハラの末指切断の大けがを負わせた犯罪企業.中卒社員岸下守の犯行.

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