宮崎シーガイアトライアスロン大会2024
6月30日に開催された宮崎シーガイアトライアスロン大会に参加してまいりました。
トライアスロンとは水泳・自転車・ランニングの3種目を連続して行う競技です。私の参加したスタンダードディスタンスの部は、それぞれ次の距離に挑戦します。
水泳:1.5km
自転車:40km
ランニング:10km
前日まで雨が続いていた宮崎市でしたが、当日は運よく雨も上がり絶好のトライアスロン日和。
(画像はすべて大会公式youtubeからの切り抜きです)
朝8:35時にはレース開始ですので、会場には7時入りします。到着したら、まずはトランジションエリアに、自転車ヘルメット、タオル、靴下とランニングシューズなど必要なものを設置します。
その後、ウェットスーツを着て、試泳です。試泳はとても大事で、海に慣れる、水温の確認、そして準備運動のほかに、ウェットスーツに海水をジャバジャバと入れ、体とスーツを密着させたりもします。うまくウェットスーツを着れていないと水中で息苦しくなったりうまく肩を回せないことがあるためです。
開会式では河野知事のご挨拶。5年ぶりに同大会に出場されるとのこと。知事と一緒に参加できるトライアスロンは全国ここだけではないでしょうか。すごい!
トライアスロンは水泳から始まります。1周750mを2周回(1.5km)を泳ぎます。
スタートラインにつき、いざ開始の合図がなると、選手達がいっせいに砂浜から海に走っていきます。みんなで同時に泳ぎだすため、水中でのバトルが始まります。足や肘があたり、波が立ち、ときには足を引っ張られ、水しぶきで息継ぎが上手くできなかったりします。しかし、ここでパニックにならず冷静に自分のペースで泳ぎ続けることを心がけます。10分ほどするとバトルも解消されてきます。
宮崎の海は綺麗ですが、それでも水中が完全に透けているわけではなく、泳いでいる間はあまり見えません。また海ですので波や潮で流されてしまいます。そこで定期的に顔を上げてクロールをして自分の位置を確認するヘッドアップというテクニックが必要になります。
トライアスンを始めたばかりのときは、前が見えない海とバトルでパニックとなり、心拍数が上がりすぎてしまい何度もコース上のブイや、ライフセーバーさんのボードに掴まり休みながら、なんとか泳いでいましたが、今回は一度も休まずに泳ぎ切ることができました。
ウルトラマンも応援に来てくれていました。
スイムアップすると、次は自転車(ロードバイク)です。海からトランジションエリアまでウェットスーツを脱ぎながら走り、体をタオルで拭き、靴下・シューズを履いて、ヘルメットをかぶり、ロードバイクに跨ります。
コースは、一ッ葉有料道路を3往復(40km)です。フラットな道のためロードバイクを走らせやすく、時には太平洋が見える開かれた道を爽快に(ヘトヘトになりながら)駆け抜けます。
バイクが終わると、つぎはランです。会場内に設けられた2.5kmのコースを4周10km走ります。40kmの自転車を漕いだあとのランは、なかなか足が動いてくれませんが、海沿いを走ることができる綺麗なコースに癒されます。
ちょうど気温も上がってきていた時間帯でもありましたが、学生さん達がボランティアとして、補給ステーションに立って、選手達のサポートにあたってくれていました。補給ステーションでポカリを定期補給し、水かけスポットでは毎回水をかけてもらい、氷袋を首筋にあてながら熱中症対策を行います。
ボランティアさんと応援客の皆さんの声援に支えられ、無事完走することができました。大会に参加していると、応援のありがたさが本当にわかります。
今回初参加した宮崎シーガイアトライアスロン大会ですが、ダイナミックなドローン空撮やネット中継など、開催者の非常に力の入ったイベントでした。天気にも恵まれたこともありますが、なによりホスピタリティが素晴らしく、そしてとても良いコースで満足度の高い大会でした。
来年も機会があれば挑戦してみたいと思います!
↓大会の動画はこちらからご覧いただけますので是非!
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