丸一不動産
2025年09月03日
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狂った一頁
こんにちは、田中です。
無声映画って見たことがありますか？
YouTubeで紹介されているのを見て興味が湧き「狂った一頁」という作品を見てみました。
1920年代の作品らしいのですが私が思うよりよっぽど映像が綺麗でびっくりしました。
オンライン上で見るために映像処理も行っているのかもしれませんが、白黒でもちゃんとみんなが何をしているのかがわかります。さすがに無声なので完全に話は分からないのですがそれでも私にはそれだけでびっくりしました。
一先ず簡単なあらすじだけの知識で最後まで見切ったのですがやっぱりストーリーは前もって知っていないとわかりません。
因みに私が知っていたあらすじは「主人公である男が精神病院に閉じ込められた妻を助けようとするも失敗してしまい……」と本当にこれだけ。
途中で夢・妄想だろうな、と思われる描写もあり、それはわかるのですが無声ではその境が難しく結局最後にWikipediaにて作品概要を確認しました。
そもそもこの手の作品は当時は活動弁士という人たちから解説を受けながら上映されていたものらしくそもそもそれだけで成り立つものではないようでした。そしてこの作品は特に映像に力を入れた作品でこのデータは一度紛失したものを1970年代に再発見し編集したものだとか。
物語の流れを知って映像を思え返せばどれもこれもあぁこれはあそこの所を再現していたのか、と納得できるものばかりで驚きました。100年近く昔と聞くとかなり古いように感じますが、この頃の技術は既に現代技術に大きく近づいており私が思うほど古くはないのかもしれないと思いました。
そしてなにより驚いたのはとある女優さんです。ところどころで狂ったように踊る女性の映像が挟まるのですが、その人の顔立ちが恐ろしいほど現代的で一人だけまるで今の時代からタイムスリップしたのではないかという風体でした。何がそう感じさせるのかは終ぞわからなかったです。興味が湧けば是非確認して頂きたいです。
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