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2015年12月18日

#14 服の色に隠された意味 Part2

『スターウォーズ』は様々な映画から影響を受けて作られた映画だ。その中の一本『アラビアのロレンス』もまた服の色がキーになっている。



ロレンスが映画の半分ぐらいで、砂漠の民の衣装、真っ白な服を着て喜んでいるシーンがある。そして彼は闘いを続けていく上でどんどん嫌なことをしたり見たりする内に真っ白な服の色がすごく汚れていく。まるでロレンスの心を表しているようにね。


さて、『スターウォーズⅣ』のルークの服装はロレンスの着ていた服の影響がある。


確かに似ている。そしてルークもまた服の色が白からどんどん暗くなってゆく。ただそれは、作品ごとに暗くなってゆく。これが新しかった!

 

『スターウォーズⅤ 帝国の逆襲』では灰色っぽい服になり、


『スターウォーズⅥ ジェダイの帰還』では真っ黒となっている。これはルークが徐々にフォースのダークサイドに染まっている事を表している。

 


ここまでは有名な話。だが、『スターウォーズ』はさらなる秘密を服の色に隠している。


『スターウォーズⅥ ジェダイの帰還』のラスト、つまりダース・ベーダーとルークの闘いの時、ルークの服が少しだけはだけて中の服の色がわかる。その内側の色は白。



つまりルークは、心の中はダークサイドに染まっていなかったのだ。


次回は『スターウォーズⅦ フォースの覚醒』について紹介します。

近日中です。


そして、その次は

『キングスマン』を紹介します。


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